上司・部下の個人面談

人事関連情報

今回は年に1〜2回程度ある、上司との面談に関して、人事担当者の視点から考察します。
面談を効果的に乗り切りたいというサラリーマンの参考になれば光栄です。

異動に関しては過去記事でも触れましたが、多くは会社側の思惑が優先されます。

会社(上司)の目的

まずは、会社が何の為に時間を割いて面談を実施しているのかを見ていきましょう。

評価

上司にとっても、部下にとっても最も重要な面談は評価面談でしょう。

評価によって昇給額や賞与(ボーナス)が変動するのが一般的な会社ですので、評価面談はサラリーマンにとって非常に重要な場です。

経営学の父、ピーター・ドラッガーの提唱したMBO(Management By Objectives and self-control)を根拠とした目標管理シートを評価の基準としている会社が多いのではないでしょうか?

私の新卒で入った大手メーカーはもちろん、妻が新卒で入った大手通信企業でもそうだったようですし、私の現職(地方中小企業)でも導入しています。

期末から期初にかけて自分で目標を設定し、期中目標に対してコミットすることで成果を上げ、その過程と結果に対して評価を行うというものです。

評価面談では、なるべく個人的な考えを排除するため、目標管理シートの内容の数値化された達成度で評価することが大切であり、面談は上司による達成度の確認作業がメインです。

異動等の意志確認

定期的な面談機会があることで、本人の異動に対する意識などを確認することが出来ます。

こういった希望は、そんなに頻繁に変わるものでもないので、年に1、2回あれば十分です。

上司は、他部署からの異動要請に対して、適時に人の出し入れの判断をしなければいけません。

トランプゲームに例えるとカードを切るようなものです。

そのため、部下全員の状況を把握しなければなりません。

とはいえ、本人の希望ではなく、会社の都合の方が優先されるのですが。

ガス抜き

定期的な面談をすることで普段聞けない不満などを吐露して貰うというのも重要なことです。

従業員は通常、業務上何か不満を抱えているもので、それを聴くだけでも大きくストレス発散の効果があります。

もちろん、上司と部下の関係性が悪くないことが条件ですが。

個人情報の聴き取り

結婚・出産・介護など各個人のライフステージによる事情は、なかなか上司からも聴きにくいところです。

とはいえ、労務管理上必要な情報でもあります。

個人的な事情で異動などが難しい場合はもちろん配慮せねばなりません。

当たり前ですが、変な聴き方をすれば、ハラスメントにもなり得ります。

部下の対処法

それでは、部下として、どのような対応をすれば面談を効果的に進められるのでしょうか。

会社側の思惑を知っておく

面談をする上で重要なのは、上で述べた会社側の思惑を知っておくことです。

そうすることで、上司・会社の考えに沿った受け答えが出来、それが自身の評価を上げることにもつながります。

また、上司の発言の中には、「自分が次の異動者候補なのか」「自分はともかく部署内で人の出入りがありそう」といった情報が隠されていたり、上司によっては教えてくれたりもします。

そういったサインはサラリーマン生活の中で非常に重要なので、インプットしておいて損はないでしょう。

正直が最善

上司との面談では嘘をつく必要はありません。

もちろん、どうしても言えない内容(転職活動中であったり、副業禁止なのに副業をしていたり、秘密で社内恋愛しているなど)は秘匿したほうが良いでしょう。笑

それ以外、社会的に真っ当な事情は隠さずに伝えたほうが、物事が好転すると思います。

新婚であれば、家族計画なども表面的な言い方で良いので、何かしらコメントしておいた方が良いです。

上司も正直に話してくれた方が嬉しいですし、なるべく希望に応えようと思うものです。

異動の希望などは直属の上司には言いにくいものですが、伝えて結構です。

それで気分を害するような上司は問題外ですが。



以上、上司と部下の個人面談について、人事担当者の視点から考察しました。

面談を効果的にしたいサラリーマンの一助となれば光栄です。

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略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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