転職先内定前の退職厳禁について

転職

今回は、転職先が決まる前に退職することについて述べていきます。
転職活動をする方の参考になれば光栄です。

退職の時期

退職時期。

大事ですよね。

断言しますが、内定通知書を受け取ってからしかないです。

転職先の会社としては、通常、すぐにでも入社して欲しいと言うのが実際のところですが、現職の退職交渉をして、円満な退職の場合、引き継ぎと有休消化に1〜2ヶ月ほどかかります。
マトモな転職先であれば、その程度の期間は当然待ってくれるものです。

現職がブラック企業で、退職交渉自体が難儀だったり、現職企業とはもう取り返しのつかない関係性になったりしている場合は、退職代行サービスを使って、内定後現職に一度も出社しないということもできるかもしれません。
人事担当者が考える退職代行サービスについては下記ご覧ください。

それは特別なケースだとして、ある程度転職先企業が待ってくれるので、必ず次の仕事が決まってからの退職で良いのです。

それでは、内定前退職のデメリットの前にメリットから見ていきます。

内定前退職のメリット

時間的制約の自由

まずは、時間がたくさんあること。

これは確かに大きなメリットです。

時間をかけて応募書類を作れますし、面接日時も自由に設定できます。

現職があると、なかなか調整が難しいですし、仮にブラック企業の場合、平日は終電まで働きますし、休日は疲れて寝ているだけです。

精神的な自由

誰にも気兼ねしなくてよいのも大きいですね。

在職中だと、転職活動をしていることが上司や同僚にバレないか不安になりますし、なんとなく悪い気もします。

この辺りを考えてしまうと、やっぱり辞めてから転職活動をした方が良いのではないかと考えてしまうかもしれません。

これは大きな落とし穴です。

繰り返しますが、退職するのは内定通知書を受け取ってからしかありません。

それでは、内定前退職のデメリットを見ていきます。

内定前退職の巨大なデメリット

将来的な収入の保証がない

これが非常に大きなデメリットと言えます。

実際に田舎人事も今回のコロナでベトナムの会社を退職してから日本で転職活動をしたので痛感していますが、転職活動を始めてしばらくしても次の仕事が決まっていない心理状況は、非常に苦しく、焦ります

書類選考や面接で落ちると、「ひょっとしたら自分は誰からも必要とされていないのかも?」と要らぬ心配をしてしまうものです。

こういった心理状態は、確実に転職活動でマイナス作用します。

「もう希望通りの待遇じゃなくてもいいから、どこかに勤めないと。。。」となってしまうと、最悪収入ダウンやブラック企業に入ってしまうリスクも上がります。

それに対して、現職がある状況では、「もし落ちても、とりあえずもうしばらく今の会社にいればいいや!」と開き直れるのです。

これは大きな心理的なメリットです。

応募先企業からの評価が下がる

これも大きなマイナスです。

上記のようなリスクを当然応募先の採用担当者は知っています。

いざ採用する段となっても、安く雇おうと考えてしまうこともありますし、リスクマネジメントが出来ない人という低評価をしてしまう可能性もあります。

逆に現職があれば、内定となった場合に、提示された条件が低ければ却下することも出来ますし、交渉して条件を向上させてから内定受諾することもしやすいです。

転職活動を中断できる

これも大きなポイントです。

状況が良くないと感じたら、いったん転職活動を止めて、しばらく現職に集中することも出来るのです。

実際に転職活動をしてみたら、現時点で一番高く評価しているのが現職だったということはよくあります。

これが、辞めてしまった後では、そうはいかないです。

収入が無くなり、貯蓄を食いつぶさざるを得ないのですから。

このように、内定前退職の大きなリスクが理解できたのではないでしょうか?

とはいえ、例外があります。

現職がブラック企業の場合

それは、現職がブラック企業の場合です。

ブラック企業については↓の記事で総論を述べました。

ブラック企業で働いている場合は、退職の前に内定を取るなど悠長なことを言ってられません。

今すぐにでも退職すべきです。

ブラック企業は、従業員の心身の健康など考えません。

「いかに安くこき使うか」に終始します。

そんな会社に勤めながらの転職活動は現実的ではありません。

時間的・心理的・肉体的な余力もありません。

こんなときは、一刻も早く退職し、まずは心身をしばらく休めてから、転職活動に臨んでも問題ありません。

いえ、上記のように、内定前退職の問題はありますが、ブラック企業で働く方が大きな問題です。

以上、内定が決まる前に現職を辞めることのデメリットを主軸に採用担当者目線で見てきました。

転職活動をする方々の参考になれば光栄です。

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「田舎人事」です。
略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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