ES(エントリーシート)の書き方①

就活

ESを書く上での準備と心構え

今回は就活の登竜門、ES(エントリーシート)の具体的な書き方の前に準備心構えを採用担当者の視点から考察します。

これからエントリーシートの準備を始める学生さんの参考になれば光栄です。

なお基本的に、大手製造業で採用担当をしたときの考え方をベースとします。

また、私自身学生時代、就活の際にたくさんのESを書き、面接に進んだ経験もあります。

ここでは、3つのポイントを順番に見ていきます。

「ポイントなんかよりも、ESの具体的な書き方を先に知りたい!」という方は、↓記事をご覧ください。

2023年入社向け更新済)

エントリーシートは見積書だと考える


これが最大のポイントです。
長くなりますが、この考え方が定着すると内定がぐっと近付きます。

就活をする上で大切な考え方です。

ちなみに、見積書って分かりますか?


私は正直、学生時代は良く分かってなかったです。笑
見積書とは、お店や会社で、すぐに買わない時に販売や営業の人が、金額など条件を書いた書類をくれます。

簡単にいえば、その書類のことです。
通常、他店の見積もりと比較して一番条件の良いモノ・サービスを買います。

それに倣い、就活では自分自身を商品だと思って、営業するイメージが大切です。


会社の側から見ると、採用は投資です。
実際に人件費というコストがかかってきます。
正規雇用であれば、月給+ボーナスという目に見える収入だけでなく、年収400万円の人であれば大手なら退職金の積み立て福利厚生費(社会保険や住宅、行事運営)等含めると、年間550~700万円くらい払うことになります。


貴方にその価値がありますか?」ということです。

もちろん、新入社員から即戦力を求めるのは外資系証券会社戦略コンサルタントくらいでしょう。
(内資でも即戦力の新入社員を求めるケースも増えてきてはいます。

 「新卒で年収1000万」などがネットニュース等で話題になりますが、話題になる程度にそういった事例は特殊です。)

一般的には新卒の新入社員はポテンシャル採用なので、最初の2~3年はコストでしかなく、将来の成長を織り込んだ投資です。


そうなると、ESでは、将来にわたる成長と将来の利益創出への期待を持ってもらえる内容を書いていく必要があります。

手書きのものは必ず下書きをすること


まだまだ手書きのESが多いですが、それにはちゃんと理由があります。
企業はあえて手書きにして、貴方の本気度を見ています。
綺麗な字であるのはもちろん、設定された枠を80%以上埋めることが大切です。
実際に書いてみないと枠を上手く埋められないかもしれません。
面倒ですが、下書きしてからしっかりしたペンで清書してください。


ペンも字が上手なら通常のボールペンでも良いかもしれませんが、細めの筆ペン清書用のゲルインクペンを購入した方が良いでしょう。
私はかなり字が下手ですが、幾分か綺麗に書けました。
↓は安価な上、書きやすくて、今でも業務上の重要書類に記入する際使っています
ので、ご参考までに。

また、下書きは消しゴムで消すことになります。
当然綺麗に消す必要があるので、その手間も増えます。
しかし、下書きの筆圧で残った凹みが用紙に残ります。
この凹み自体からも頑張って下書きした感が採用担当に伝わるのです。

ある程度の企業では、同じくらい高いレベルのESが並ぶときが往々にしてあります。

その中から面接に呼べる学生さんの人数が限られているとすれば、「頑張った感が残る」エントリーシートの方が当然ポイントが高くなりますね。

採用担当者も人間なのですから、より心が動いたESを選びます。

誰かに添削して貰うこと

自分だけで書いていくと、いかにも素晴らしいESが書けた気がします。

が、それは残念ながら気のせいです。(少なくとも最初は)

よっぽどの文才がある人は別ですが、多くの学生さんは、練習なしにはなかなか社会人受けする文章を書くことは難しいと思います。


求められるのは、具体的な自分の経験をまじえた文章を論理的に構成していくこと。

これがなかなか難しいと思います。

具体的に書けたつもりであっても、読み始めた日経新聞の記事からの引用であったり、大学の講義で聞いた話であったり、友人の話であったり、自分の体験に基づかない話は具体性に乏しく、説得力がないのです。

逆に、自分の経験という裏付けのある話は、正直に言ってまだまだ未熟な学生さんであっても、我々オジサン、オバサンにも十分に刺さるのです!

さらに、200文字や400文字、800文字といった指定の文字数で書かなければなりません。

基本的に指定文字数の80%の文量がないと、それだけで選考しないということも、実際に私たち採用担当はします。

それは、与えられた課題に対してしっかり対応する能力・考え方を見ているからです。

倍率の高い会社では、「指定の文字数も書けないような学生はお呼びでない」ということです。


対策として、添削をして貰うことに尽きます。

出来れば1年先輩で就活に成功した人新卒でそれなりの大手企業に勤めている若手社員、などが複数(私含め、一人の意見だけに頼るのは大変危険です)いるとベストですが、なかなか難しい人もいるでしょう。

私は幸いに同じサークルで1年先輩の方(日経225の大手会社に複数内定)に添削して貰えましたし、当時一部の学生に人気のあった「2ちゃんねる」の就職板でESを晒し合って(叩き合って)、上達しました。

今は、SNSでそういった活動もあるでしょうし、多少のお金を払って、下記のようなサイトで添削者外注することも出来そうです。

以上、長くなりましたが、ESを書く上での準備と心構えを述べました。

記事の冒頭でも触れましたが、具体的なESの内容については↓の記事で触れています。

是非ご覧ください。



少しでも就活中の学生さんの助けになれば光栄です。

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「田舎人事」です。
略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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