保険料払い過ぎ!?

資産運用

世の中にあふれる保険商品

資産運用に関して紹介してきましたが、資産形成の両輪をつくる上でのもう片方の車輪と言えるのが、日々の生活コストの適正化です。
その中でも今回は比較的取り組みやすいものとして保険料について見ていきます。

基本的には私の個人的な意見であり、特定の商品や職業を完全に不要と考えるものではなく、物事の見方の一つを提供できればと思います。

ちなみに、混同しやすいので事前に触れておきますが、払うものが保険料で、受け取るものが保険金です。

まず、世の中には本当に必要なのかどうか分からないような無駄な保険が多すぎると思います。
必要なものは、契約内容を見直して、余計なものは早めに解約しましょう。

自動車保険

車を保有しているのなら、対物・対人無制限補償の自動車保険は現代社会では必須です。
万一事故を起こし、結果として、何名かの人の生命を奪ったとしたら、賠償金額は1億円を軽く超えます
人が運転しているものなので事故は決して無くせないと言ってよいでしょう。

下のグラフをご覧ください。

ERROR: The request could not be satisfied

1971年から2020年までの警察庁の交通事故統計50年間のデータを抜粋したものですが、1970年代後半から2000年代初頭にかけてうなぎ上りだった事故も、警察の努力と自動車の進化の影響かここ15年ほどは右肩下がりになっています。

いっとき、年間100万件に迫る勢いだったのが、今はその3分の1まで減っているのです。

とはいえ、まだ1年に約30万件の交通事故が発生しており、毎日日本のどこかで1000件程度は事故が起きていることになります。

私も、地方におり、毎日運転しますが、ついついよそ見をしてしまい、気付いたら僅かでも対向車線にはみ出してしまうことがあります。
そんなときに対向車(特に大型車両)がいれば重大な事故にもなりかねません。
人が運転する以上、こういったリスクは防げないと思います。

そして、いつ自分が事故の当事者になるのか分からないのです。

例えば、モノづくりの現場では人とモノが近付けば、災害(労災)のリスクは常につきまとうと考えます。
人はミスをすることが往々にしてある生き物ですし、それを無くすことは出来ませんから。
これを根本的に防ぐために、最終的には機械化などにより、人が直接モノを触って作業をするのは無くなっていくと推察されます。

人が触らなければケガはしませんから。

車も同様で、自動運転の技術が毎年更新されているのが分かりますが、完全な自動運転はまだまだ先のお話です。

だとすれば、自分はともかく他者に迷惑を掛けた場合のために、対物対人無制限の補償は必須です。
逆に、それさえ満たしていれば保険としては十分な訳で、等級にもよりますが年間2~3万円ほどで済みます。


自分の車の修理に使う車両保険をかけると、一気に高額になるので、車両保険は余程運転の下手さに定評が無ければ不要でしょう。
初心者マークのときは、考えによっては車両保険に加入するのも検討の余地があるかもしれませんが、ある程度経験した上で、事故を定期的に起こしてしまうようであれば、車両保険が必要なのかもしれません。

しかしながら、そういう人は、いつか重大な事故を起こしてしまう前に車を運転しない生活にシフトすることを検討したほうが良いと思います。

三大都市圏であれば、車のない生活は全く問題ありませんので。


なお、保険会社としては、楽天損保ソニー損保が安いです。

楽天損害保険
楽天損保のホームページです。「自動車保険・火災保険・傷害保険・積立型保険・賠償責任保険等」あらゆる保険を取り扱っています。
ソニー損保の公式サイト | 自動車保険・火災保険・医療保険・海外旅行保険
ソニー損保の公式ホームページ。保険料は走る分だけでおなじみの自動車保険(任意保険)は、無事故割引 + インターネット割引 + 証券ペーパーレス割引で12,500円割引! 火災保険、医療保険、海外旅行保険もご案内しています。

火災保険

賃貸住宅・アパートに住むとき、多くは火災保険が強制加入になっていると思います。
これもやむを得ない事故として火事を起こしてしまった場合に補償するためには必須と考えます。
しかしながら、最初から不動産屋がバックマージン目当てに、保険会社とプランが指定されていたりします。


とはいえ、火災保険に関しては本来どこの保険会社であっても構わないはずです。


これも楽天損保などは安いです。
また、都道府県民共済も良いです。
住居のタイプにもよりますが、1年間で4〜5000円が相場でしょう。


不動産仲介業者に勧められる保険は2倍くらいの保険料を平気で請求してきます。
こういったところから削って行きましょう。

たくさんのメールや電話がたくさん届くのが玉に瑕(きず)ですが、便利な一括見積も有効です。


生命保険

私の場合

生命保険保険で一番高額なものになると思います。
ライフネット生命等やはりネットで申し込めるものが良いです。

ライフネット生命保険|お手頃な生命保険・医療保険はネットで!
ライフネット生命の保険は、インターネットで24時間365日いつでもお申し込みいただけます。無料の保険料の見積りから資料請求、申し込みまで、すべてオンラインで完結!死亡保険・医療保険・がん保険・就業不能保険を提供しています!

私は保険金1500万円の生命保険月々保険金15万円の就業不能保険の2本立てで月額4500円程度のプランにしています。

正直、これでも少し割高感があるくらいです。

とはいえ、もしもの時に備え、このくらいの金額が妥当と考えたラインです。

独身者


独身の場合は、そもそも生命保険は不要な気がします。
万一のとき、自分の葬式代やら諸経費で家族に迷惑を掛けたくないというようなら、100万〜300万円の保険金があれば十分でしょう。
それなら保険料は月々数百円で足ります。

間違っても、生保レディから保険金1億円、毎月の保険料1万円以上などの高額保険商品は契約しないのが吉です。
確かに手厚い保証なのでしょうが、いざというときの為にそこまで毎月負担する必要があるのか疑問です。

医療保険込み≒不要


医療保険も余程健康に自信がないということでなければ不要でしょう。
過去記事でも記載しましたが、世界最強といえる健康保険制度に加入していれば(日本に居住している人のほぼ全員が加入!)、別途そこまで手厚い保証は要らないように思います。

多くの方は給料天引きされている為、医療保険料を払っているという意識がないのですが、これだけで十分です。

健康保険制度に関しては過去記事を是非ご覧ください。

どうしても医療の手厚い保証がないと不安という方も、ネットで完結する保険会社に切り替えてください。
保証内容が一緒なら、当然月額保険料が安いネットの商品の方が良いですよね。

生保レディについて

生保レディ、コロナ禍はともかく、未だに訪問している会社もあるでしょうか?
私の新卒で入った会社では、詳しい経緯は知りませんが、昼食休憩の時間帯に社内の食堂に入り、しきりに従業員を勧誘していました。

保険会社が株主だったりして、企業も受け入れざるを得ないのでしょうか。
生保会社は保険料収入が莫大で、機関投資家として発言力が大きいのでしょう。

生保レディは、戦後に戦争寡婦(戦争で夫を無くした未亡人)に職業を提供するために整備したものです。
確かに戦争寡婦の方々をサポートする仕組みは当時必要だったでしょうし、ネットの無い時代はそれでも良かったのかもしれません。


では、それは現代においても必要なのでしょうか?

私の実家でも両親が高い保険に入らされていたのを覚えています。
私が、勤め始めたときに半強制的に加入させられそうになりましたが、逃げました。
勤め先の保険子会社が運営する非常に良心的な保険に月額500円ほどで加入していたからです。

生保レディが案内する生命保険の保険料は、ネット保険の概ね2倍の保険料になっていますが、その差額は単純にあの人たちの給料です。


知り合いの付き合いなどで高い保険に入らされる例が散見されますが、皆さんホントにそんなに金銭的な余裕があるのでしょうか?
私は、たとえ家族であっても半ば強制的には高額な保険に加入させるのは、如何なものかと考えてしまいます。

貯蓄型?の生命保険

生命保険で貯蓄型の機能を併せ持った怪しい高額商品もありますが、生命保険は基本的に掛け捨てが正しいです。


本来、不幸があったときに保険金を受け取って、その不幸を何とか保証するのが保険という商品です。
世の中にはどうしても一定数不幸が起こるものです。
これは統計学的なもので、どうにもならないのです。


それならば、支払われる保険料は、不幸があった方にそのほとんどが支払われるべきで、あとは運営会社の経費と多少の利益で良いはずです。

そう考えると、掛け捨ての保険以外は不透明なお金の流れを疑わざるを得ません。
基本的には、胡散臭い投資信託なのです。
しかも、手数料が異常に高いボッタクリ投資信託であって、インデックスファンドや高配当株ETFのような優れた投資信託ではありません

保険は保険会社、資産運用は証券会社と、それぞれ得意分野に任せるのが無難です。
証券会社も窓口では(富裕層向け以外には)手数料の高いボッタクリ商品が出てくるのは一緒なので、ネット証券でないとだめですが。

学資保険

これも不要な保険商品の代表です。
保険といっても、実態としては積立貯蓄です。
例えば、毎月払込(積み立て)があり、合計200万円まで積み立てたとしたら、子どもが大学に行く頃に210万円になって返ってくるという性格のものが多いです。

この場合、返戻率5%です。

5%増えるのなら良いと考えるのかもしれませんが、これでは預貯金より少しマシなだけで、資産運用としては、控えめすぎな気がします。

下の記事の試算2で見たように、優良な債券ファンドなど控えめに見ても毎年2%は増えていく見込みが立てられます。

せっかく長期で積み立てをするのなら、インデックスファンドに積立運用した方が高いリターンを得られるというものです。

もちろん、リスクとリターンは両立するものなので、用途に応じた運用が大切です。

子どもの教育費であれば、余りハイリスクな運用も気が進まないというのも心情的には分かる話ですので。




以上、様々な保険料について考察しました。

必要な保険は見直し、不要な保険はさっさと解約して、月々の生活コストを低減させることに繋がれば幸いです。

資産運用
シェアする
田舎人事をフォローする
田舎人事

「田舎人事」です。
略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
「人事」に関する様々な情報を扱うページとして作っていきます。
よろしくお願いいたします。

田舎人事をフォローする
田舎人事.com

コメント