海外転職(現地採用)のメリットとデメリット

海外転職

ここでは、私の経験から海外転職のメリットとデメリットを述べていきます。


これまで全く海外転職なんて考えもしなかった方や、もう日本が嫌になったという方、海外で自分の実力を試し向上させたいという方の参考になればと思います。

まずは海外転職のメリットから見ていきます。

海外転職のメリット

貴重な経験

これは細かく述べる必要ないのかもしれませんね。

報道やブログ、ユーチューブなどを見ても分からない実体験として、経験することができます。
若ければ若いほどその価値が大きくなると思います。

その後の社会人として、一人の人間として、付加価値の高い経験になります。

現地では十分な収入

各社の募集要項をみると分かりますが、多くは日本だったらギリギリ生活できるくらいから、若手の収入としては十分くらいの給料(月給15万円~30万円ほど)です。

日本では決して高い収入ではないのですが、国にもよりますがアジアの途上国でしたら、現地人の給料の5倍から10倍くらいです。
当然、現地人よりも良い暮らしができます。


私も妻と二人でベトナムの首都ハノイの高級住宅街のアパートに住んで、ほぼ日本並みの生活が出来ました。
具体的に言うと、日本(東京)なら15~20万円くらいの住居に6万円弱で住んでいました。


これで、住宅街共有部のジム・プール使い放題まで付くのです。

部屋ではもちろん高速無制限wifiが付いて(家賃に込み)います。

管理職採用

多くの募集は、管理職としての採用です。

日本ではいち担当者だった人も、いきなり部下が付きます

20代でも全く問題なく、最初から「課長」になるのは気持ちの良いものですし、反面、責任感も大きいです。

これは日本で働いていると、ある程度の経験がないと難しいですよね。

私も、日本では主任や係長級でしかなかったのですが、ベトナムでは課長職の採用でした。

これまで上司に対して持っていた不満を、自分自身にぶつけることになるので、大変良い経験でした。

国際的な交友関係


もちろんですが、周りは現地人がほとんどです。日本人のコミュニティもありますが、仲良くなった同僚の外国人と飲みに行ったり、休日に日帰り旅行に出掛けたりは普通のことです。
日本でも意識して行動すれば可能ではありますが、一般的なことではないでしょう。
なんと言っても、現地では自分が「外国人」なのです。

海外転職のデメリット

続いて、デメリットの方も見ていきましょう。

日本語が通じない

これは外国なので当然です。
ちなみにベトナムでは、英語もほぼ通じません。
日本と同等といったところでしょうか。
とはいえ、大卒の人などは英語が多少は話せたりするので、困ったときは現地で少し身なりの良い若者に話し掛けると解決します。笑
外国人が困ってるなと思えば、自分が話せなくても、周りで英語が話せる人を探してくれます。

帰省(帰国)が難儀

今回のコロナで、行き来が大きく制限されたのは特殊なケースであって、間もなく世界的にワクチンが行き渡れば落ち着くでしょう。
しかしながら、急に家族の不幸等で帰ろうにも、飛行機が必要なので不便といえば不便です。
とはいえ、今は多くの国にLCC(格安航空会社)がフライトを飛ばしているので、往復5万円程で飛べることも多いです。

日本の社会保険の資格がストップ

年金

日本の会社を辞めると厚生年金は脱退となりますので、国民年金に加入となります。(強制的に)

毎月自分で納付しないと未納になります。
しかし、国外に出る期間は、任意で未加入に出来ます。

国外転出の際に、役所で手続きをする際に尋ねられます。

「加入の状態で払い込みを続けるか」または「未加入にするか」

私は未加入を選びました。

こうすると、最終的な年金受給額は下がることになりますが、何かあったときの遺族年金や障害年金の資格は維持されます。
どういうことかというと、遺族年金や障害年金の受給は、20歳以降の期間のうち67%以上未納でなければ受給資格があるのです。
年金は、払っていない期間であっても、学生特例などで免除された期間や、海外に居住の為未加入の期間などは算定されないので、67%を下回ることはありません。

自分の年金記録は↓のURLで確認出来ます。

https://www.nenkin.go.jp/n_net/index.html

健康保険

後日別の記事でも触れますが、日本の健康保険制度は世界最強水準です。

これに加入していない状態というのは、ある意味でリスクです。

現地では必ず手厚い医療保険に加入しましょう。

極端ですが、日本の健康保険に加入した状態を維持するために、出国時に、日本を転出する手続きをせず、住民税を払い続け、国民年金に加入し続け、国民健康保険に加入する人もいるくらいです。

雇用保険

雇用保険は、普通に海外転職する場合は、問題になりません。

とはいえ、私(と家族)が大きな問題になったのは雇用保険によるものでした。

何があったかというと、妻がベトナムで妊娠して、日本で出産したのですが、当然その間妻は日本の雇用保険に入っていなかったので、育児休業給付金が一切貰えませんでした

海外転職で妻帯する場合はよく考えたほうが良いことかもしれません。

結構な金額ですので。

以上、海外転職のメリット・デメリットを見てきました。

デメリットはほとんど、普段日本にいると何でこんなに手取りが低いんだと思うような社会保険関連です。

日本を出るということは、普段気付かずに日本でお互いに守り合っている素晴らしい制度から離れるということです。

それでも、それ以上の素晴らしい経験が海外転職にはあります

海外転職向けの優良転職エージェント7社厳選した記事は↓です。

興味がある方は是非ご覧ください。

コロナ後に、海外転職を目指す方々の参考になれば光栄です。

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「田舎人事」です。
略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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