6月1日大卒採用活動(選考)解禁ってどういうこと?

就活

6月1日から、2023年卒大卒採用が解禁されました。
(過去に大手メーカー、現在中小企業の)採用担当者の立場から考察します。


公的な採用活動解禁

以前の記事↓でも触れましたが、日本では歴史的に、様々な主体が企業の採用活動の時期を設定・管理してきました。

数年前までは日本経団連が、そして今では国(行政)が主体となっています。


経団連時代は紳士協定的に、マスコミ・外資以外はどこの企業も、ある程度節度を持って採用活動をしてました。
私も、経団連の倫理憲章のスケジュール通りに学生として就活をし、採用担当者(大手メーカー時代)として採用活動をしました


やがて、これを無視する企業が徐々に増え、今ではほとんどの企業が水面下(といえるのか怪しいレベル)で、スケジュールを守らずに青田買いをしている現状です。


加速する就活(内定)の前倒し

上で述べた通り、解禁は6月1日となっていますが、現実には、既に過半数の就活生が内定を得ています。
これは、やはり経団連時代では考えられなかった状況です。
当時は5〜10%程度でした。

大卒内定率5月65% 3割は就活継続 民間調査:日本経済新聞

大卒内定率5月65% 3割は就活継続 民間調査
就職情報大手のディスコ(東京・文京)は9日、2023年卒業予定の学生の内定率が5月1日時点で65%だったと発表した。前年同月を6.6ポイント上回り、現行の就活ルールが始まった17年卒以降で過去最高だった。ただ全体の3割は内定を得ているものの就職活動を継続すると回答した。調査は同社の就職情報サイトに登録する大学生と大学院...

なので、解禁と言われても、企業側としても、学生側としても今更感が否めない話であり、完全に形骸化していると言わざるを得ません。


有効求人倍率の上昇

学生にとっては追い風が吹いています。

今季の就活生(2023年入社)の有効求人倍率は、1.58倍と、コロナ前には届かないまでも、前年の1.50倍で底打ちとも考えられ、今後は売り手市場の様相を呈して行く流れでしょうか。

就活は易化するということです。

時事ドットコム

企業にとっては優秀な学生の確保が難しくなる(高コスト化)ので、採用活動は難化します。

新入社員が十分に確保できない企業も出て来ますので、採用活動はさらに早まるかもしれません。


就活生へのアドバイス

激変する就職戦線にいる就活生に対して、採用担当者目線でアドバイスをさせて頂きます。

就活の心構え

企業が自ら話している、表明的な情報だけでなく、SNSや口コミサイトなど、様々な生の情報を確認して、総合的に判断して入社先を選んでください

今後は売り手市場を背景に、実態(ブラック企業)と乖離のあることを伝える詐欺まがいな採用活動をする企業も増えてくると思います。

過去記事↓で触れたように内定取り消しをする酷い会社もあるでしょう。

また、↓記事で述べたようなブラック企業に引っかからないように、入社先を確定する前にしっかりと分析をしましょう。


内定の辞退

学生側からの内定辞退は、内定式の準備を始める9月中旬までであれば、そこまでお咎めはないでしょう。
とはいえ、採用担当者も大変なので、持ち駒にもならないと考えるのなら、出来るだけ早めに辞退して頂きたいというのが本音です。

例えば、私が就活をした時は、複数内定になった際、入社したいと思える上位2社以外は早々に内定辞退の連絡をしたため、時期が早かったのもあり、辞退の連絡をしてもそこまで嫌な反応はなかったです。

最後の辞退(入社先の確定)も平均年収・残業・年間休日数、会った社員の印象などから判断して、ほぼほぼ即決でした。


エージェントに登録

まだ思うような内定先が無い方は、エージェントを使うのも一手です。

無料で利用でき、細かくアドバイスしてくれて、担当者との相性次第ではありますが、内定まで導いてくれます。

担当者次第なので、エージェントを利用する場合は必ず複数の業者にお願いすることをオススメします。

キャリセン就活エージェント

キャリセン就活エージェント」は、主に首都圏・近畿圏新卒就職エージェントのパイオニアとして 数多くの企業との取引実績を誇り、 精度の高いマッチングを実現しています。

取引企業1,000社以上、非公開求人多数 、毎年1000名以上の内定を実現しています。


レバテックルーキー

新卒でITエンジニアを目指すのであれば、「レバテックルーキー」は是非登録して頂きたいエージェントです。

3,000以上のクライアント企業を都度訪問し、 企業に合う人物像や技術要件など細かな情報をヒアリング

しています。

自分のスキルでは、どれぐらいのレベルの企業にいけるのか?

ITエンジニアにとって働きやすい企業はどこか?

ITエンジニアになるための就活の進め方が分からない 。

自分の行きたい企業に入社するのにはどんなスキルを身につけるべきか?

こういった悩みにも答えられる担当者が多数います。

IT求人ナビ 新卒

IT系のエンジニア、Webデザイナーに特化した新卒就活支援サービスです。

キャリア相談、企業の提案、条件面交渉などトータルなサポートをしてくれます。

IT業界での支援実績は13年と十分です。

全国7拠点で、東京・埼玉・神奈川・千葉、大阪・京都・兵庫、札幌、仙台、愛知、広島、福岡が対象です。

地方都市でもブラック企業を避け優良企業に行けるのが強みです。

オファーボックス

エージェントではありませんが、OfferBox(オファーボックス)に未登録なら、まずはここからというところでしょうか。

OfferBoxは、企業から就活生にオファーが届く就活サイトです。

待つだけで良いので、就活が効率的に進められます

「就活はやることが多くて大変すぎる!」 「志望業界が決まらない…」 「エントリーしても落とされてばかりで自信がなくなる…」

こんな風に少しでも思ったら、OfferBoxがオススメです。


以上、採用担当者の視点から、6月1日の採用選考解禁について考察しました。

皆さんの就活が上手く行き、良い御縁に恵まれることを願っています。

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略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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