海外転職(生活編)

海外転職

今回は海外転職(現地採用)における現地での生活について経験者の視点から述べます。
コロナ後に、海外転職を考える方の参考になれば光栄です。

なお、私の経験ベースなので、ベトナムの首都ハノイの情報(2020年当時)となります。
国・都市によって変わりますので、それぞれ調べてみてください。
また金額は日本円換算(交換レートは2020年水準)で書いていきます。



住居

ベトナムでは、外国人や現地の高所得層向けの部屋と、ローカル向けの部屋で驚くほどの差があります。

ローカル住居

ローカル向けは、20㎡(平米)(日本の1Kくらい)で日本の築50年リフォーム無しのボロアパートくらいの品質で、首都の比較的便の良い場所で1ヶ月で10,000円くらいです。
これでも地方に比べれば随分高いので、地方から出稼ぎに来ている人たちは友人と2人でシェアして暮らしています。

もちろんエアコンなどありません。
ローカルの人にとっての首都の一般的な仕事の月給は3万円程なのです。

外国人向け住居

さて、ローカル向けアパートに住む日本人はほとんどいないでしょうから、外国人や高所得層向けのアパートについて見ていきます。

例えば↓のようなサイト(英語)で実際に物件を見ることも出来ます。

ピンキリですが。

listing and rentals of apartments for rent in Hanoi - Hanoi apartment, House, Villa rental - Westlake Housing Group
Apartments for rent in Ha Noi are nice and spacious, you will find different type of apartments with number of bedrooms - bathrooms and view.

一人暮らし用

一人暮らし用でいうと30~40㎡(平米)くらいのワンルームタイプが多いです。
そこそこの速度のWi-Fiが無制限で付きます。


テレビ、ベッド、ソファー、テーブル、イス、調理器具などの基本的な家具・家電は付いています。

生水は飲めないので部屋にはウォーターサーバーが付いており1ヶ月18.5リットルボトル2本までは無料(無くなったら大家さんに頼むと無料で交換してくれる)です。
追加も一本200円くらいです。(安!)


光熱はオール電化が基本なので、シャワーなどは若干温まりにくかったりします。
電気代だけは別料金で、物価からするとやや高めで、日本の7割〜8割くらいです。

私のアパートでは、1kWhで16円でした。

東京電力と比べてみると一目瞭然です。

電気料金の計算方法│電気料金の仕組み(家庭)│東京電力エナジーパートナー
東京電力エナジーパートナー(EP)の「料金の計算方法(従来からの料金プラン)」ページ。東京電力エナジーパートナー株式会社は、お客さまのエネルギー全体に関わる様々なご希望に真摯にお応えし、エネルギーサービスの、よきパートナーとなることを目指す、東京電力グループの小売電気事業会社です。


こういった住居で電気代込で5〜6万円/月です。

かなり安いと思いませんか?

もちろん、現地人でこのレベルの部屋に住めるのは一部の高給取りやお金持ちだけです。

また、(高級)住宅街には無料のジムやプールもあり、もちろんコンビニやスーパー、ファストフード店もあちこちにあります。
日本料理屋も歩ける範囲で2軒くらいはありますし、韓国焼肉店はそこら中にあります。(韓国とベトナムは関係性が比較的良いので)

家族向け・グレードアップ

せっかく安いのだから、もうちょっとグレードの高い部屋に住みたいという人も、セキュリティ完備のタワマンの高層階70〜80㎡(平米)の部屋に住んでも7〜8万円/月です。
もちろん、Wi-Fiなどその他の条件も変わりません。(備え付けの冷蔵庫などはちゃんと大きくなります)




物価

上で見た住居もそうですが、基本的な物価は東京など日本の大都市の3分の1です。
東京に支店を持つフォーの有名店も、一杯300円です。

Pho Thin TOKYO/フォーティントーキョー · 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目12−14 ハヤカワビル B1F
★★★★☆ · ベトナム料理店

↑ちなみに、ここは有名店でかなり美味しいですが、やはり現地では高めです。

一杯150円程度から美味しいフォーが食べられるのがハノイの強みです。


スーパーで長さ1m弱の美味しいフランスパンが50円しません。
330ml缶ビールを、コンビニやスーパーで一本50円

その辺の食堂でステーキ定食?食べてビール一本飲んでも500円です。
同僚とレストランで飲み食いしても一人あたり2,000円で満腹、ほろ酔いです。


男性なら、たまにキャバクラみたいな飲み屋(日本人経営)で、ウイスキーか焼酎のボトルを入れて、日本語がある程度話せる女の子つけて3時間くらい飲んで歌って一人7,000円程です。

マッサージはタイには技術的に劣りますが、それでも十分身体の疲れが取れる施術1時間で1500円程。

私は、ほぼ毎週通っていました。



以上のように、日本で毎月15万円で生活している人は5万円でも生活出来ます


ほぼ毎晩外食して、毎週マッサージに行って、月1で一泊の国内旅行に行くなど、健康で文化的な生活をしても、10万円で十分に生活出来てしまいます。

ようやく首都で2021年に地下鉄が一本開通するくらい公共の交通機関が未整備ですが、Grab(欧米のUberのような配車アプリ)のタクシーが2kmで100円ほど。



旅行

日本のピーチアビエーションのような格安航空会社(LCC)が国内旅行各所と結ばれており、往復1万円くらいで大体どこでも行けます
ベトナム国内にはハロン湾フォンニャ・ケバン国立公園ホイアンのような世界遺産、ニャチャンダナンのようなビーチリゾートも充実しており、高原の山岳民族地帯サパ、ベトナムコーヒーの産地ダラットなど選択肢も豊富です。

なお、↓の写真は自分で撮影したものです。

ハロン湾の夕日
フォンニャケバン国立公園
ホイアンの夜景(灯篭流し)
ニャチャンのビーチ
ダナンのヴィラ
ダラットのコーヒー農園


また、タイのバンコクやフィリピンのマニラ、カンボジアのアンコールワットなど東南アジア各国も往復1万円〜2万円です。

航空券の予約は日本でも海外でもSkyscannerが便利です。

帰国便もこれで十分です。

Skyscanner



デメリット

ベトナム(ハノイ)で住む上でのデメリットも述べておきます。

確かに色々良いものが多いですが、それだけじゃないので、ちゃんと悪い部分の情報も提示します。

大気汚染

世界の大気汚染: リアルタイム空気質指数
今日の空気の汚染度は? 世界中80以上の国の、リアルタイム大気汚染マップをチェックしてみましょう。

↑を見るとリアルタイムで分かりますが、日本に比べると途上国の都市はやはり空気が汚いです。

コロナ前から、外出時はマスク必携でした。

部屋には空気清浄機が必須です。

私は現地でもシャープのプラズマクラスター空気清浄機を買いました。

休みが少ない

ベトナムでは、祝日が少なく12日間程(年で変動)しかありません。

そのうち7日間が1月~2月の旧正月(春節、現地語でテト)です。

それと比べると日本は十分に祝日が多い国かもしれません。

また、日系企業ではだいぶ週休二日制が導入されてきていますが、土曜は隔週で出勤という企業がまだまだ多いです。

日本では年間休日120日が基本かもしれませんが、ベトナムでは80~90日程度がザラです。

有給休暇はだいぶ取りやすい雰囲気ですが。

とはいえ、休みの少なさはなんだかんだで慣れるものです。

日本に比べると緩い雰囲気なので、余り殺伐とした感じにはなりにくいのが要因です。





以上、海外転職における現地での生活について経験者の視点から述べました。
コロナ後に、海外転職を考える方の参考になれば光栄です。

気になることがあれば是非お問い合わせください。

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「田舎人事」です。
略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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