内定者面談って何?どうすればいいの?

転職

今回は、転職活動の際に入社を決める最終ステップとしての内定者面談について、採用担当者の視点から解説します。

転職活動をしている皆さんの参考になれば光栄です。

転職時に必須のステップ(求職者目線で)

田舎人事
田舎人事

皆さんは転職活動の際に内定者面談を実施していますか?

何それ?
やらないといけないんですか?

結論としては、絶対にやらなくてはいけないというものではありません


しかし、やった方が入社後に会社に感じる不満などを軽減することも出来ますし、内定後に知り得た情報によって内定を辞退することも出来ます


変な会社に入ってしまうと、結果的にすぐに退職することになり、キャリアを傷つける事にもなりかねません。
入社前に内定先についてはなるべく詳しく知るべきなのです。

内定者面談のメリット

それでは、内定者面談のメリットについて列挙します。
なお、これといったデメリットがありませんので、内定者面談をしない手はないのです。
デメリットとして、しいてあげるなら、入社のタイミングがやや遅くなるくらいのところでしょうか。

待遇の交渉が出来る

内定時には労働条件通知書(オファーレター)が送られてくると思います。
地方や中小企業だと、法定労働条件通知書を明示しないという残念な企業・採用担当者もいますので、もし無ければ確実に請求しましょう。
それが出せないとなれば、その時点でブラック企業のリスクが高まるので、内定は辞退したほうが良いかもしれません。

さて、前置きが長くなりましたが、内定者面談では、提示された労働条件(特に給料)に関して交渉が出来ます


会社としては優秀と判断して内定を出している以上、その内定者に入社してほしいのです。
なので、条件面で不満があって辞退されるくらいなら、ある程度の条件改善をしてでも入社して欲しいと考えます。
これは、企業側にとってもメリットがあるということです。


「他社と迷ってる」や、「気になる点がある」といったところは、提示する条件の改善によって解決できることがあるからです。
辞退された場合、また別の求職者を探すこともできますが、時間も費用もかかってしまいますので、内定者には可及的速やかに入社して欲しいのです。

面接で聞けない質問が出来る

余程ハイレベルなポジションへの応募でなければ、通常待遇に関する質問は面接では忌避されるのが日本企業の採用選考です。


「銭金の話ばかりして、仕事する気あるのか?」と考えてしまう古い価値観によるものです。


例えば、決定権限のある役員から「いくら欲しいですか?」など、直接的な質問がなければ、積極的に金額等に言及しないほうが良いですし、面接中の逆質問でも給料などについては聞かない方が良いでしょう。


また、ワークライフバランスに関わる、残業の量や、年次有給休暇の消化の実態など、面接で質問しにくい(選考時の評価を下げるリスクがあるため、自ら質問しない方が良い)項目についても、内定者面談では遠慮なく聞いて構わないのです。

人事担当者や面接官以外の従業員と会える(ブラックな環境チェック)

内定者面談では、交渉の仕方によっては若手・中堅社員との交流などが出来る会社もあります。
これが、出来る場合は是非依頼しましょう。

リモートでなくオフラインの場合限定ですが、採用選考で応対した採用担当者や面接官以外の従業員に会えるのは、今後働く会社を検討する上では大きな判断材料です。

マトモな会社であれば、採用担当者や面接官は、会社の顔になる訳で、基本的には人格者が担うものなので、それらの人たちしか従業員が見えないのはリスキーでしょう。

万が一、訪問中に怒鳴り声が聞こえでもすれば、一気にブラック率が上がります。
これは入社前に酷い実態が分かったということなので、さっさと内定を辞退して、転職活動を引き続き頑張れば良いのです。



以上が、内定者面談をするメリットです。
こうしてみると、やらない理由を探すほうが難しいと思います。

変なわだかまりを感じることなく業務に励んで頂きたい採用担当者の声としては、入社前に内定者面談を実施したいというのが本音です

新卒時の代替

ちなみに、新卒時は通常、内定者面談が無いと思います。
あったとしても、余程のハイレベル人材でなければ待遇の交渉は難しいでしょう。
一般的には新卒だと、全員一律(学部卒・院卒の差はある)の労働条件です。


とはいえ、面接で聞きにくいワークライフバランスの質問等は、内定後に用意される交流会等のイベントではどんどん質問して大丈夫です。
優秀な就活生(学生)は優良企業から複数内定(内々定)を獲得するので、内定者イベントで情報を引き出して取捨選択することになります。

転職エージェント経由の優位性

内定者面談のメリットをお伝えしてきましたが、正直に言うと、直接応募の場合は敷居が高いと思います。


選考中、多少なりにもお世話になった採用担当者に「内定者面談がしたいのですが」と伝えるのは勇気がいります。
応じてくれない、内定者面談自体やったことがない、知らないという会社も世の中にはあります。

ここで、その応募がそもそも転職エージェント経由であれば、内定者面談のセッティングを頼みやすいです。
仮に内定者面談を知らない、やったことがない会社であっても、エージェントの担当者が採用担当者にレクチャーします。

エージェントからしても、内定者の待遇が上がれば、成功報酬の紹介料が上がりますし、せっかく内定になった求職者に他社に行かれたくないので、内定者面談にも好意的です。
万が一、そうでないエージェント担当者なら、担当を代わってもらうべきです。

このように、内定後に内定者面談をするという観点からも、転職活動ではエージェントを通して行った方が良いことが分かると思います。

転職エージェントについては↓記事で解説してますので、転職エージェントに関心がある方は是非ご覧ください。




以上、内定者面談について、採用担当者の視点から考察しました。
転職希望者の皆さんの参考になれば光栄です。

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「田舎人事」です。
略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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