2022年の相場予想(レバナス時代の崩壊?)

資産運用

今年に入り、株式・商品市場がかなりざわついている印象を投資初級者ながらに感じ取っています。
投資上級者のブログやYouTubeなどを参考に自分なりの相場予想をしてみました。
短期的には(今年の秋くらいまで)下落するだろうというのが結論です。
備忘録を兼ねて、考え方を整理していきます。

下落の要因

今回下落するだろうと予想するのは、複数の事情からです。

米国株指標が上がらなくなった

世界で1番見られているとされる優良米国株の株式指数S&P500は、今年の年初過去最高値を更新してからは下がり基調にあるような動きをしています。

S&P500 直近5年チャート

出所:SBI証券

テクノロジー株が多い米国NASDAQ(ナスダック)も同様です。

NASDAQに至っては、S&P500よりも少し早く、昨年11月に天井を打っています。

NASDAQ 直近5年チャート

出所:SBI証券

インフレ対策としての金利引き上げと「逆イールド」

日本を除くアメリカや欧州などの主要国では、インフレを抑えるために、政策金利を引き上げています。


通貨を一定期間(1年等)銀行に預けているだけで数%の利子が付くわけで、現代の日本円では考えにくい話です。

日本の金利はほとんどゼロですから。


金利が増えるドルが、金利がつかない円と比べれば通貨として強いのは当然なので、円安ドル高に動くのは必至です。


その影響でドル円のレートは、ちょうど20年ぶりの水準まで円安が進んでいます。

急激なドル高は、その分経済への影響を大きくするリスクを孕んでいます。

ドル高は、アメリカからの輸出がしにくくなることを示しているのですから。

逆イールド

また、3月末の米国債券市場で、期間2年の国債利回りが、10年の国債利回りを一時上回る長短金利の逆転現象が起きました。

この長短逆転の状況を、逆イールドカーブといいます。

通常、期間の長い債券の方が利回りが大きくなります。

長い期間動かせない債券にはそれなりの金利が求められるからです。

しかしながら、米国において、2年以上先の未来における経済先行きが不安視される場合に、この現象が起こりうるため、逆イールドは近い将来の不況入りのサインとみる投資家が多いのです。

止まらぬインフレ(物価上昇)

コロナの影響で、2年前から世界中で、人の移動と同様に、物の移動が難しくなりました。

コロナ前と同様に物流が動いている現物商品もあるようですが、基本的には多少なりの変化があったのです。

そんな中で産油国間のいざこざがあり、原油価格が一気に上がりました。

それが、ウクライナ戦争によって、さらに高騰しました。

↓のチャートは世界の原油価格を先導するニューヨーク原油と呼ばれるWTI(先物価格)です。

WTI 直近1年チャート

原油は、ガソリンなどの燃料にもなりますし、プラスチックの原材料でもあり、原油価格の高騰は、ほとんどの物の値段を上げてしまいます

また、ウクライナは、世界的な穀倉地帯にあり、パンやパスタを作る小麦の値段にも大きく影響を及ぼします。


レバナス終焉の時代

以上、大きく3つの要因から、しばらくはリセッション(不況)に入ると読む投資家が多い昨今です。

初級者の私もその一人です。

そうなると、昨年秋までイケイケドンドンだったレバナスは、かなり危険な状況に陥っていると予想できます。

レバナスとは

レバナスは、上で見たナスダック指数、特にナスダック100という、ナスダック指数に組み込まれる企業の中でも大きい100社への投資が出来る投資信託があります。

単純なナスダック100であれば、QQQというETF(上場投資信託)が有名です。

ファンド概要|海外ETF情報|国内/海外ETF[モーニングスター]
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これにさらに2倍、3倍レバレッジ(てこの原理)をかけることが出来るハイリスクな投資商品があり、レバレッジ・ナスダック、略して「レバナス」と日本で呼ばれる金融商品群です。

代表的なものはTQQQという米国のETFや、日本の代表的な証券会社でも買える「NASDAQ100 3倍ブル」などです。

NASDAQ100 3倍ブル | 投資信託 | 楽天証券
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去年までは、正に勝ち馬だったので、タイミングを見て購入してしばらく放置すれば、驚くような利益が手に入りました。

私も少しだけ儲けて、高くて美味しいものを食べました。笑


対策としてのベア(ショート)ファンド

今後しばらくは下落の相場が続くとするなら、すでにレバナスに投資していた人は、早めに見切りをつけたほうが良いでしょう。

とはいえ、下がり切るのを待っているのも残念な話です。

そこで、こんな場面でも上昇する商品があるのが、金融商品の面白いところです。


ブルとベア

ブル(Bull)は、雄牛が角を下から上へ突き上げる様子から相場が上昇していることを表します。

ブルファンドがいわゆるレバレッジ型で、レバナスはその一種です。

高い倍率のブル型ファンドは、上がり基調では素晴らしいパフォーマンスを発揮しますが、一旦下がり始めると悲惨な結果をもたらしますので、タイミングと期間はじっくり見極めなければなりません。


ブルに対して、ベア(Bear)は、熊が前足を振り下ろす、あるいは背中を丸めている姿から相場が下落していることを表す言葉として使われています。

株価が総じて下がっていく悪夢のような局面でも、ベアファンドに投資することでプラスの結果が出るのです。

どういう仕組みなのかというと、投資対象の先物を利用して、相場が下げた時に1倍から3倍の利益が出るように先物を売り建てているのです。

現物では無く先物を利用していますから、毎月乗り換えていかなければならず、その都度手数料を払って乗り換えていきます。

なので、乗り換えの度に手数料を払うので、その都度ファンドの資産が減ることになります。


短期・中期で下落局面だと予想できる場合にのみ有効ハイリスクな商品なのです。

もちろん、予想が外れて、上昇してしまえばその分損失が拡大します。

NASDAQベアファンドの具体例と買い方

さて、具体的なベアファンドを見ていきます。

SQQQは米国ETFで株と同様にリアルタイムな取引が出来ます。

日本の証券会社で購入するのなら、NASDAQ100 3倍ベアなどの投資信託(ファンド)でしょう。

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NASDAQ100 3倍ベアの運用実績を掲載しています。運用実績は、日時、週次、月次、期間指定日時でご覧いただけます。時系列データ、決算・分配金などもご確認いただけます。資産運用に役立つ情報をご提供しています。ファンドのことなら大和アセットマネジメント株式会社。

ETFとは異なり、リアルタイムな売買は出来ませんが、下落局面であれば十分に利益を確保できる商品です。

かなりリスクの高い商品なので、信用できる証券会社でなければ、購入しにくいものなので、松井証券などがオススメです。



なお、投資・資産運用における基本戦略は、ポートフォリオの大部分はインデックスの積立投資、暴落時は高配当株・ETFの買い入れという土台は崩さない方が良いでしょう。

全力ベットするのではなく、リスクの高い商品はあくまで、ポートフォリオの5~10%程度の火遊びに留めるべきです。


また、あくまで投資は自己責任ですので、様々な情報を収集した上での最終的な判断をお願いします。

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田舎人事

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略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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