有価証券報告書の見方

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企業研究って何をすればいいの?

という学生さんへの回答として、一番大切なのは、実際にその会社の就活イベントに参加することです。

実体験に勝る学びはありません。

しかしながら、志望度が高い学生は当然参加します。

どうやって差別化するのかというところで鍵となるのが、有価証券報告書です。


上場企業であれば、必ず公表されてますし、大手非上場企業も概ね公表してるので、応募する企業に関しては必ずチェックすべきです。

金融庁のEdinetが各社の資料を閲覧するのに便利です。

もちろん、各社のホームページのIR(投資家情報)のページからも見られますし、そちらの方が見やすいことも多いです。

EDINET

必ずチェックすべき内容

直近3年の売上と営業(経常)利益は必須ですね。

また、「営業利益 ÷ 売上」で簡単に計算される「営業利益率」もかなり重要です。

営業利益率は5%は欲しいところです。

中小企業とは違い、ある程度の規模を持つ企業は、利益を残し、税金を払ったうえで、次期以降の(主に設備)投資をしていかないと、将来的には行き詰ってしまうからです。

コロナ禍で激減または赤字の場合は、今後の見通しに注目です。

業態にもよりますが、継続して営業利益率が10%を超えていればかなりの優良企業と言えます。

もちろん、社員に残業代を払わないとか有給休暇が未消化のようなブラック企業かどうかは別途確認する必要があります。

必要な経費を払わずに利益を上げるというのは、持続可能な企業ではありません。

そういったブラック企業チェックに関しては、過去記事で触れましたので是非ご確認ください。

ここでライバルと差をつけよう!

第一志望の会社では、有価証券報告書や中期経営計画など、様々な資料にしっかり目を通すべきだと思ういますが、全ての会社でそれをするのは難しいと思います。

そこで、有価証券報告書の中で、長い文章が延々と描かれている中で、「事業のリスク」「今後の課題」や「今後の見通し」という見出しで書かれている内容には注目すべきです。

その会社で今後取り組まねばならない問題や課題が投資家向けに明記されています。

「ウチには今、こういう問題がありますけど、こういう方法で解決していくので安心してウチの株持っておいてくださいね」というメッセージです。

ここを熟読すると、だいぶ企業に対して理解が進みますし、有価証券報告書の1ページ目しかチェックしていない大多数の就活生とかなり差別化できます。

こういった情報を精査した上でES(特に志望動機)を書いていくと、他の応募者と差別化されたESになって書類通過率が大きく上がると思います。

以上、就活の準備段階で必要となる有価証券報告書の見方を採用担当者の視点から見てきました。

就活生の参考になれば光栄です。

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略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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