圧迫面接ってどうしてあるの?

就活

採用面接の手法の一つとして、圧迫面接と呼ばれるものがあります。


面接官から応募者にプレッシャーをかけ、その出方を見るというものです。


就活生にとっては、厄介な場面ですので、圧迫面接を意図的に全応募者に実施している企業などは有名だったりします。


今回は、採用担当者が考える圧迫面接について解説していきます。

その他、段階別の面接についての記事は↓を是非ご参照ください!


就活生の参考になれば光栄です。


圧迫面接の目的

まずは、圧迫面接をする企業側の目的について解説します。

企業も、意図・目的を持って、そういった面接手法を取り入れているのですから、当然就活生はそれを知っておく必要があります。


対応力の確認

まずはなんと言っても、突然の事態にどのように対応するのかを確認するというものです。


仕事をする上では、合理的でない言動をしてしまう残念な上司や取引先、顧客というのが一定数おり、そういった人たちと応対する際にどんな反応をするのかを選考時に見ておきたいのです。


頭が真っ白になって、まともに回答出来なくなるようでは、通常お祈り(不採用)です。


メンタルの強さ

昨今メンタルヘルスは、社会問題の一つであり、人事の仕事をしていると、どうしても接する機会が出て来ます。
ブラック企業はもちろんですが、ホワイト企業であっても、鬱病適応障害などで長期間休職してしまう人がいるのです。


鬱病などは「誰にでも起こりうる」病気です。
とはいえ、真面目な人ほど、不調を来しやすいのが実態です。


メンタルを病みやすいかどうかも、圧迫面接の反応で何となく想像出来るのです。


例えば、圧迫面接をしたところ、うつむいて何も話せなくなったりするなど、メンタルが弱そうな反応をして、さらに、適性検査で同様の結果が出ていれば、採用担当者は病みやすい「リスク」を負ってまで採用しようとはしません。


圧迫面接をする企業

基本的には圧迫面接をするのはB to Bの企業で、一般消費者が日常生活では接する機会の無い企業に限られます。
インフラ資材など、公官庁のみに製品を供給するメーカーなどが考えられます。

利益率が高く、給料も世間一般より高めな一方で、有休消化率が高い上、残業も少ないといった、隠れた優良企業でありながら、一般の認知度は低く、日経新聞を熟読していなければ、「就活するまで企業名すら知らなかった」というような企業です。


それはなぜかというと、圧迫面接を受ける応募者(就活生)は一般消費者の一人だからです。
圧迫面接を受けた上に不採用となれば、圧迫面接をしてきた企業に対して、悪い印象を持つ可能性が高いです。


一般消費者に直接製品・商品を販売している企業(B to C)や、製品・商品が一般消費者に届く、「多くの人が名前を聞いたことがあるブランドを持っているメーカーなどであれば、将来の顧客を攻撃する行為とも取れるわけです。


逆に考えると、一般消費者向けに商売しているのにも関わらず、圧迫面接する会社があるとしたら、この程度の簡単な発想すら出来ない人が、面接官という比較的重要な地位にいる訳なので、かなりの高確率でブラック企業です。
早めに選考を辞退するのが賢明でしょう。

なお、就活でブラック企業を避ける秘訣は↓記事で解説していますので、一度ご覧ください。


圧迫面接対策

期せずして、圧迫面接に遭遇した場合、どのように対処すればよいのかを解説します。


素直な(若々しい)応対

圧迫面接では、大人気もなく、いい大人が就活生を論破しようとします。

それは、あえてそうしていることをお忘れなく。

個人的な感情で、就活生を攻撃するメリットはありません。

反応を見るための手法なのです。


とはいえ、厳しい指摘を受けると、反論したくなるかもしれません。

しかし、そこはぐっとこらえて下さい。
反論ではなく、まずは相手の意見を受け止めて下さい。

応募者
応募者

ご指摘ありがとうございます

そのようには考えていなかったので、少し動揺しましたが、勉強になりました!


一旦受け止めた後で、自分の意見を述べるのです。


ここで若々しく素直な印象を持って貰えれば、「通過」の確度がぐっと高まります。


辞退

とはいえ、「バカ」や「頭が悪い」など人格否定をするような言葉を面接官から投げかけられた場合は、即刻選考を辞退しても良いでしょう。

それは圧迫ではなく、侮辱であり、名誉棄損です。

刑法で裁かれるべき案件と言えます。

これは、圧迫面接の面接官として失格でしょう。

目的を正しく認識できていない面接官なのでしょう。

そんな人物を面接官に選んでいる時点で、ほぼほぼブラック企業です。


そもそも、圧迫面接をする企業は全部アウトという考え方も間違っていないかもしれません。

現代には馴染まない面接手法をあえて採用している訳ですから。




以上、稀に遭遇する圧迫面接について、採用担当者の視点から考察しました。

就活を頑張る学生さんたちの参考になれば光栄です。

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「田舎人事」です。
略歴は、
地元駅弁→大手企業人事担当者→バックパッカー→海外転職(人事マネージャー)→コロナで地元に帰って中小企業の人事担当者
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